コガネムシ対策
2012年 12月 07日
カメムシは幼果のうちからプスッとやられて変形果、腐敗果にされてしまいます。
特に桃と梨が酷い!
早め早めの薬剤と袋かけが必要です。数匹見かけたら即実行しないとまともな収穫は望めません。
そしてコガネムシ。
家に現れるのは、正しくはアオドウガネというヤツがほとんど。
成虫はほぼ葡萄の葉のみを食害。
これも早めの薬剤散布をこまめに行って対処しています。
今年は少なめだったようですが。
問題はこの幼虫。
家での被害は桜桃、葡萄、ブルーベリーが多いようです。
対策として数年前から硬質の樹脂製のネットを鉢にはめていました。
鉢のサイズピッタリにバチッとはめてあり、おかげで根の食害被害は減ったのですが、今年葡萄の苗と桜桃
を数本づつやられてしまいました。
入る隙間は無いはずなのですが、桜桃は枯れ、葡萄は生育不良で2度も葉を落とし・・・。
アオドウガネは用土に少しもぐって産卵するはずですが、もしかすると用土に密着したネットの穴から用土の表面に産み付けた卵が幼虫になったのか?
苦し紛れにそんなことするヤツもいるかも・・ と、かってに想像してしまいます。
ちょくちょく根をチェックしたりする性格ではないので、気づいた時には手遅れ。
もう枯らしたくないので、ブログで拝見した方を真似て、暴風ネットで鉢を覆い、硬質樹脂ネットのはめ込みとのダブルネット作戦で厳重ブロックしてみます。
厚手のフェルト状の産卵防止材を見かけました。
これを使えば卵の産み付けどころか産み落としも防げそうですが、めくらないと用土の乾燥状態が確認できず、めんどくさいので却下。
ブルーベリーをぐるぐる。
シャインと昭平紅は不織布ポットでぐるっ。ネットと不織布ポットは縛りつけます。
春に3芽残しで剪定します。
他の鉢と不織布ポットでの地植えの苗も、冬の間にダブルネットでガードします。
ネットは浮かしてあるので、卵を産み付けることはできないでしょうが産み落とすことは可能です。
春にはオルトランなどで叩いておきます。
この強力ガードででだめならお手上げです。